- 自民党の歴史的大敗 第21回参議院議員通常選挙
2007年（平成19年）7月29日に投開票された参院選では、自由民主党の獲得議席数は37議席と大敗となった。公明党も改選議席数から減。民主党が60議席と躍進。結果、参議院での安定議席数を野党に譲った。
- 投票率 58.64%
小選挙区が58.64%・比例代表が58.63%
期日前投票者数は、10,798,997人
- 選挙の結果 ねじれ国会現象
民主党が60議席を獲得、参議院で第一党となる。
衆議院で与党（自民党・公明党）が過半数、参議院で野党（民主党ほか）が過半数の議席数となり、ねじれ国会の状態となる。
- 自民党が大敗した理由
郵政造反組復党問題や年金記録問題、与党の強行採決連発問題、農水大臣の問題、防衛大臣の原爆に関する発言、厚労大臣による「女性は産む機械」発言など、自民党側の問題が多く自滅した形。当時の安倍晋三首相に対する党内での統率力が弱く、国民に不安を与えてしまった結果といえる。
一方民主党は、豪腕 小沢一郎代表の選挙での強さを発揮。
結果、小沢氏の民主党内での発言力が強くなった。
